白塚水産加工の未来を考える会

－白塚の小女子－ 白塚は津市北部の海岸沿いに位置し、江戸時代より今も続く水産加工業の盛んな町で、現在も数十軒の加工場が並んでいます。 二月下旬から五月は、伊勢湾に春を告げるという小女子漁が盛んで、伊勢湾で漁をした船が白塚漁港へ入港するとすぐに船上で加工業者による入札が始まり、水揚げされるとすぐに加工場の大釜で茹で上げられ、天日干しにして仕上げます。 あちらこちらの加工場からは湯気が立ちのぼり、広い浜の干し場はどこもかしこも干された小女子で埋め尽くされ、その様は誠に壮観です。 出来上がった品は、その日のうちに全国へ出荷しますが、安全な健康食品としておいしく召し上がっていただくため、塩加減、干し加減日々精進し皆様に喜ばれる品を提供していきます。